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Posted by naturum at

2010年10月18日

2010北海道ツーレポ 9~10日目 富良野~苫小牧~横浜

7月24日(土) (9日目)

日の出公園キャンプ場にて、朝5時起床。

雨に祟られた今回の北海道。最終日も当然のごとく雨です (>_<)


本日の予定は、「北の国から資料館」を見てから富良野を出発、歌志内にある「悲別ロマン座」に寄ってから苫小牧へ、翌日1:30出航の深夜便フェリーで大洗を目指します。

雨の中、タープを駆使して濡らさない様にしながら何とか撤収


9時に出発です。
「北の国から資料館」は富良野駅そばにあるので、すぐに到着です。


ここ「北の国から資料館」はマニア垂涎資料満載、まさに北の国からマニアの聖地といえる場所です。

...ですが、ここは写真撮影はOKなのですが、WEBでの公開はNG。
「泥のついた1万円札」とか「れいちゃんの制服」とかファンなら涙もののアイテムがたくさんあるのですが、紹介できないのが残念です。

2時間ほど「北の国から」ワールドにドップリ浸かったあと、いよいよ富良野を出発です。
「北時計」でコーヒーを飲んでひと休みした後、次の目的地の歌志内に向かいました。

歌志内は富良野から60キロほどの所にあり、以前は炭鉱町として栄えた町です。
なぜ歌志内に行くのかというと、ここが1984年に放送された倉本聰脚本のTVドラマ「昨日、悲別で」の舞台になった町だからです。


このドラマは天宮良、布施博のTVデビュー作で、ドラマ内で使われている楽曲の著作権の問題から、本放映の翌年に1度だけ再放送されたきり、DVDはおろかビデオ化もされていない幻の名作ドラマです。

昨年の北海道ツーリングではすっかり忘れていて、帰ってきてから後悔しきり。今年は必ず行こうと決めていました。
向かうのはドラマの舞台となった「悲別ロマン座」と、ドラマ上の架空の駅「悲別駅」です。

土砂降りの中、「悲別ロマン座」にたどり着きました。廃鉱の町らしく、何かもの悲しい雰囲気に包まれた町です。


続いて「悲別駅」に向かいます。


この駅は本当は「上砂川駅」といい、1994年に廃線になるまでJR函館本線の実際に使われていた駅です。
廃線になってからは、ドラマの影響で観光客が来るようになったため、記念館のようになっています。



昨年来るのを忘れた悔しさも晴らし、これで今回の北海道ツーリングの全スケジュールが終了です。
あとは道央自動車道を通って苫小牧まで行ってフェリーに乗るだけです。

高速を気持ちよく走っていると天気も晴れてきました。
しかし気持ちよく飛ばしすぎたせいか、どう考えても早く着きすぎます。
まだ16時で出航は深夜1時半ですので、どこかに寄る時間は十分にあります。

急遽、札幌で降りて市内観光をすることにしました。

で、札幌駅です。
ここで、やっと雨合羽を脱ぐことが出来ました。さっぱりです。


市内を軽く流した後、大通り公園に行ってみました。
大通り公園は、巨大ビアガーデンの真っ最中で、すごい人だかりです。


さて、そろそろ日も暮れてきたので、苫小牧に向けて出発です。
高速で行こうか迷いましたが、支笏湖を見てみたかったので下道で行くことにしました。

これが失敗だった!!

思ったより険しい山道で、さらに真っ暗...
峠あたりから雨も降り出して、雨足もどんどん強くなっていく。
合羽は脱いじゃったし... けどこんな真っ暗なとこで着替えるのも怖いし...

結局ずぶ濡れになりながら苫小牧まで走破しました。
支笏湖は、「とりあえず湖があった」くらいしか印象にありません。

苫小牧で運良くコインランドリーを見つけ、着ていた物を速攻乾燥機へ。
最後の最後まで雨に祟られてました.....

苫小牧港に21時着


出航手続きを済ませてもまだ時間に余裕ありすぎ!
しょうもないのでブラブラしたり、ベンチでうとうとしながら乗船時間の11時半を迎えました。
乗船待ちのライダー2人に

「雨で大変だったよね」

と話しかけたら、返ってきた答えは

「えっ、ほとんど雨は降らなかったですよ。今日くらいかな~」

との答え! 聞くと自分とはほぼ正反対に回ってきた様子。

どうやら雨雲を追いかけて旅をしていたようです! _| ̄|○


今回乗った「さんふらわあ だいせつ」は深夜便らしくレストランやミニホールといった娯楽施設が全くありません。充実しているのは自動販売機のみ。これは到着時間の明日19時45分まで時間つぶしが大変だ、と考えているうちに出航しました。

これで雨に祟られた2010年の北海道とお別れです。


出航後は、風呂 → ビール → 寝る のコースです。


7月25日(日) (10日目)

7時頃起床。天気は快晴!!!! でも海の上です!!! (+_+) 
まあ、人生こんなこともあるさ! とあきらめて船内を探索します。


何もない... しょうもないので旅の記録整理をしたり、マンガを読んだりして時間をつぶしました。

で、19時。そろそろ大洗に着くのですが、窓の外を見るとピカッピカッと何か光ってます。
最初はサーチライトか何かかと思ったのですが、デッキに出てみるとカミナリでした。

大洗のフェリーターミナルが見えてくる頃には、生まれてこの方見たこともないような物凄いカミナリ!
記者会見のフラッシュのように間髪入れずピカり続けます。そのうち轟音と雷雨が...

<20100725 大洗港のカミナリ >


大洗港に着岸した時は、2回ほど間近に落雷しました。物凄い轟音でした!!
関東地方は記録的な晴天が続いているはずでは... 本当、ついてないかも

最後の最後にまた雨合羽を着て下船です。
その後、一気に常磐道から首都高で2時間半ほどで自宅までひた走りました。


2916キロの旅が終わりました。


<9~10日目 富良野~苫小牧~横浜 走行距離 435km>


2010年北海道ツーリングレポート 9~10日目 終了


<あとがき>
ずいぶん長い事かかってしまいましたが、これで2010年の北海道ツーリングレポート終了です。
前にも書きましたが、ホント考えられない位に雨に祟られた旅で、必ずしも最高!とは言えない旅でしたが、今から考えるといい事しか思い出せません。

オロロンや宗谷丘陵など楽しみにしていた道は、何とか雨に降られずに走れたし、ライダー同士の語らいは少なかったのですが、たくさんの人とのふれあいに接することも出来ました。


ただ、今回の旅で、自分が追い求めているのは、やはり昨年のような

「時間に縛られない旅」

だということを再認識した次第です。

ルートや予定を考えず、その時の気分で何をするかを決める。
やはりこれが最高です。いつかまたそんな旅をしてみたいと思う今日この頃です。




♪♪ Now Playing:  Take it easy on me by Little River Band  



Posted by freebirds at 09:00Comments(2)2010年 北海道ツーリング

2010年10月12日

2010北海道ツーレポ 8日目 富良野、美瑛、北の国から探訪

7月23日(金) (8日目)

日の出公園キャンプ場にて、朝5時起床。

天候、なんと晴れてます \(^0^)/


北海道に来てから朝から晴れたのは今日が始めてです。

本日の予定は、いちにち富良野近辺で、「北の国から」探訪です。


自分は「北の国から」マニアです。
ファーストシーズンからリアルタイムで観てきた世代ですので、この地は特別な想い入れがあるというより、聖地に近い感覚です。
昨年はこの日の出公園キャンプ場に1週間滞在し、北の国からを満喫しました。
今年は今日と明日の午前中までと、昨年と比べかなり短い滞在ですが、気持ちはすでに純と蛍です。


まずは、北の国からとは直接関係ないのですが、美瑛に向かいます。
ですがその前に大好きな直線道路 「ジェットコースターの路」 ははずせません。


<20100723 ジェットコースターの路 >


0円マップの表紙になる位の道ですので、ありきたりの言葉ですが、やはり 最高 です。

次に目指すは北海道有数の観光スポット、美瑛です。


...で美瑛に着きました。


基本ルートで、マイルドセブンの丘やら、ケンメリの木やらを通って、ひととおり美瑛を満喫!! 

<20100723 美瑛マイルドセブンの丘 >


厚い雲があるものの、美瑛の美しさを堪能し次の目的地、ファーム富田に向かいます。
ファーム富田はいくつかある観光農園の中でも一番有名で、この時期は満開のラベンダーを見に多くの観光客が訪れます。
今年は昨年の冷夏の影響で満開とはいえないものの、紫色の染まった大地に心が和みます。

定番のラベンダーソフトはほんのりとラベンダーの香りがして美味でした。


さて、昼になったので、次は富良野駅近くで昼飯です。

目的地は 「くまげら」 という富良野駅のそばにある居酒屋?です。
この店は「北の国から」で会合などのシーンによく使われた店で、マニアなら必ず行かなければならないスポットです。


昨年の北海道ツーリングでここに来た時は写真を撮っただけだったのですが、今回は、くまげら名物の
牛さしみ丼を食することに決めていました。
これが噂の 牛さしみ丼 です。


今ブログを書いているそばからヨダレが出てきそうなほど美味しかったです!!


次に目指すはこれまたマニアの聖地、ラーメン屋の 「三日月」 です。
「三日月」 は、純が丸太小屋が火事になったのは自分のせいだということを五郎に打ち明けた名シーンで使われた有名な店です。
「子供がまだ食ってる途中でしょうが!!」 という名ゼリフも有名です。

ですが!! 残念ながらこの店は昨年の9月末で閉店してしまいました。
昨年行ったのが8月ですから、ホント最後のギリギリでこの店のラーメンを食べることが出来たみたいです。


これが昨年1週間で4回食べた三日月のラーメンです。
シンプルな中華そばなのですが、本当美味しかったです!!


さて、感慨に浸っているまもなく、次の目的地です。
腹もふくれたところで、やはり美味しいコーヒーが飲みたくなります。
で、次の目的地は、これまたマニアの聖地 「北時計」 です。


この 「北時計」 は、しゅう(宮沢りえ)が純にAV女優をやっていたことを手紙を読んで伝える、「北の国から」の中でも珠玉の名シーンで使われた喫茶店です。


アイスコーヒー美味でした。


さて、次はメインイベント、黒板一家が住んでいた麓郷に向かいます。

麓郷は富良野からバイクなら小一時間ほどの所にあり、ここに「北の国から」の舞台になったスポットや手作りの家などがあり、観光地となっています。昨年来たときに、麓郷の基本観光スポットはじっくり探訪したため、今回は走りながら「北の国から」の雰囲気を感じてくることにしました。

五郎さん手作りの家がある「拾ってきた家~やがて町」「石の家」と回っていきます。


今回は中には入らなかったため、下の写真は昨年撮影したものです。



「石の家」の売店でカットメロンを。美味でした。


途中、中畑のおじさんの「中畑木材」に寄って、


麓郷から富良野市街に抜ける裏道、通称「北の国からロード」で帰路に向かいます。

牧草ロールがきれいです。


純とれいちゃん(横山めぐみ)が、雨宿りした小屋(今はもうない)はこのあたりかな? などと想像しながら走ります。


途中、これまたマニアならはずせないスポットがふたつあります。

ひとつ目は純と蛍が通っていた「中の沢小学校分校」です。
去年も見たのですが、今年は残念ながら外壁工事中でした (>_<)


もうひとつは、草太兄ちゃんの家、「フェニックス牧場」です。


今年は口蹄疫騒ぎの影響で、北海道の牧場も人の出入りに神経質になっているようで、これ以上近くには行けませんでした。

そうこうしているうちに、日も暮れてきたのでキャンプ場へ戻ります。
で、帰ってきて軽い食事を済ませたとたん、またやってきました。

そう、雨です。

まあ、帰ってきてからだし、今日は北海道へ来て初めてまともに走れた事を感謝しつつ、早めの寝床に着きました。

21時頃就寝



<8日目 富良野、美瑛、麓郷 走行距離 172km>


2010年北海道ツーリングレポート 8日目 終了




♪♪ Now Playing:  Longer by Dan Fogelberg  



Posted by freebirds at 09:00Comments(2)2010年 北海道ツーリング

2010年10月05日

2010北海道ツーレポ 7日目 羅臼~富良野

7月22日(木) (7日目)

羅臼国設野営場にて、朝4時起床。

天候、どんより曇り ( . .)


気を取り直して、朝一で露天風呂 「熊の湯」に入りに行きます。

 が、

行ったらやけにお湯が少ない。
ちょっとお湯に手を入れたらやけど寸前の熱さです。

よく見てみると、お湯の中に水を継ぎ足しているホースが湯の外に出てる!
これはとても入れそうもないので、残念ながらあきらめてテントに戻ります。

ゆっくり朝コーヒーの後、撤収開始。
8時に撤収完了です。


本日の予定は、開陽台~屈斜路湖~美幌峠~阿寒湖~上士幌航空公園キャンプ場の予定です。
オホーツク海の海沿いを走っていると、ポツリポツリときました。毎日恒例の ”雨” です。もう慣れっこです。

そうこうしてる内に、大好きな直線道路に着きました。
通称「ミルクロード」。中標津市街から開陽台へ向かう途中の約10Kmに及ぶ一本道です。


昨年は天候バッチリで最高の気分で走り抜けた道です。

 が、

今年は雨足もだんだん強くなってきて、満足度10分の1といったところ?


開陽台にたどり着きました。雨でぜんぜん気分が良くありません。
地球も丸く見えません (+_+)


ここで今日のルートの考え直しに迫られました。
ここからは、屈斜路湖~美幌峠~阿寒湖~上士幌航空公園キャンプ場の予定でしたが、どう考えてもこの雨と霧では美しい景観どころか峠越えは危険を伴います。

あきらめました。

今日は移動日と決めて、翌日に行く予定だった富良野まで一気に走ってしまおう。
そうすれば大好きな富良野で2泊、去年と同じようにマッタリキャンプできる!
※去年は富良野に1週間滞在しました。

そうと決まれば早速出発です。

雨の北19号線。有名な直線道路ですが、坂を下ったあたりで工事してて気分半減。


そこからは観光地をすべてスルーし、無料化された道東自動車道~十勝清水IC~狩勝峠~富良野というルートで一気に走り抜けました。

17時頃、上富良野日の出公園キャンプ場着
すぐに設営完了。


買出しと、疲れきった体を癒すために近くのお風呂へ出かけます。


さすが北海道。スーパーの駐車場にこんな車がずらり!


帰ってきてからまた雨!

あとは軽く飯食ってからマッタリしてました。

去年きた時はちょうどお盆のハイシーズンだったため、人気のこのキャンプ場は日が暮れても次から次へとライダーたちが押し寄せ、楽しい1週間を過ごせました。しかし今回はシーズンイン前だったせいか、はたまた雨のためか、いまいちライダーもまばらで、楽しみにしていた交流を持つことは出来ませんでした。

まあ、マッタリも悪くはありませんが。

ほぼ移動だけに費やした散々な1日でしたが、明日は楽しみにしている「北の国から」探訪です。
1日予定を早めて富良野に来たのでゆっくり回れそうです。

21時頃就寝



<7日目 羅臼~上富良野 走行距離 443km>


2010年北海道ツーリングレポート 7日目 終了




♪♪ Now Playing:  Times Like These by Jack Johnson  



Posted by freebirds at 09:00Comments(4)2010年 北海道ツーリング